2021年歌い納め

今年も残すところ今日を入れて1週間となりました。コロナに振り回された1年、それでも昨年の暮れに比べれば、今年は少し明るい感じの年の暮れです。街はたくさんの人で賑わっています。これが、第6波に繋がらないようにと祈るばかりです。

さて、クリスマスの今日、カンパネッラは今年最後の練習を行いました。残念ながら全員集合とはなりませんでしたが、今日も楽しく充実した練習でした。歌ったのは「おさな子のための祈り」からはkyrie からAgnus Dei まで。Amen 以外全部。「大越桂の詩によるうた」からは、“桜のむこう” “桜の便箋” “ラムズイヤー” の3曲。「東欧の合唱小品集」からは、“小さな雲” “黄色い蝶々” “春の朝” “風が歌う” の4曲。予定にしていた“ヘンルーダの花が咲いたら” は練習をしなかったので、来年はきっと集中して練習することになると思います。「木下牧子合唱曲集」からは、“さびしいカシの木” “夢みたものは” “にじいろの魚” “鷗”  を練習。“鴎” は次回少し時間を取って練習するそうです。

練習後は久しぶりに、本当に久しぶりに、皆で軽く乾杯をしました。クリスマスで土曜日の今日、ここはと思う所はことごとく満席で、おしゃれな所ではなかったけれど、天井も高く、空いているお店を見つけたので、静かな声でマスク会食を行いました。短い時間でしたが、今年の締めくくりができて、良かったです。

来年はコンサートを予定しています。無事に練習ができ、コンサートを開催できる世の中であってほしいと願っています。

いつになく寒い年末年始のようです。このページを読んでいただいている皆様、どうぞご自愛くださいませ。そして、良いお年をお迎えくださいませ。

 

 

 

 

Yちゃん頑張る!

今年も残り少なくなってきました。そして、急にこのところ寒くなってきました。それでも街は人で一杯。年の瀬ですね。この人の出だけを見ると、コロナ禍とは思えないけれど、でも、みんなマスク顔。不思議な世界です。

さて、昨日19日はカンパネッラの練習日でした。残念ながら2人がお休みでしたが、ピンチはチャンス、いつもKちゃんやHさんに頼っていたらしい(?)Yちゃんは昨日はかなり自立して頑張って歌いました。多分自信もついたのではないかと思います。本人はちょっと心配顔もしていましたが、とても良い機会だったように思いました。

昨日は発声から舟生先生の指導が入りました。かなり高音域まで。それが、ソプラノYちゃん、ちゃんと出るんですね。びっくりです。練習曲は予定表通り、まず「おさな子のための祈り」のSanctusから。半音で移行するところなど、筆者にとっても難関なところを丁寧に。Agnus Dei も丁寧に。「大越桂の詩によるうた」からは、まず、“大江戸牡丹”を。4声の曲だけれど、昨日は3声で。タイトルが大きいイマージだけれ、本当は線香花火。小さな花火ということをしっかりイメージして歌ったら、あら、良い感じです。やはり詩ですね。しっかりと詩を読んで、ちゃんとイメージして歌うと音楽になるんですね。他に、“病院”と“ラムズイヤー” も練習しました。「東欧の合唱小品集」からは、“黄色い蝶々”と“レカノシュ” 、「木下牧子合唱曲集」からは、“うたをうたうとき”、“夢みたものは”、“にじいろの魚”、“鷗” を気持ちよく歌えました。

今年はもう一回、25日に練習があります。少しずつだけど、前に進めることが出来るようになり、うれしいです。このまま練習が出来ると良いけれど、まだまだ第6波やオミクロン株のことが心配でもあります。早くホッとしたいですね。祈るばかりです。

 

12月

12月になりました。銀杏落ち葉が道を覆い、街路樹はジャコメッティの彫刻のような裸木が多くなりました。今年ももう1カ月も無いのですね。気がつくと月が替わっている、そんな感覚で今年も過ぎてしまったような気がします。もったいないといえばもったいないけれど、こんな時代だからこそ気がついた事もたくさん有ったので、それを大事にしたいと思っています。

今日はカンパネッラの練習日でしたが、筆者は練習前に、仙台市のシニア美術展というのを見てきました。大学の先輩が絵も描く人で、その絵を見てきました。イタリアの街の絵でしたが、色使いや構図も素晴らしかったですが、なんと言っても、絵全体が持つ優しさに惹かれました。その場所は亡くなったご主人との最後の旅行で行った土地とのこと。そのご主人も私の先輩。聡明で温かく、大きな心の方でした。ある日、言われた事があります。「○○ちゃん、どっちに行ったら良いか悩んだときは、難しい方を選びなさい。失敗しても、その方が後悔しないよ。」今でも時々思い出します。ま、そのように生きているかは定かではありませんが・・・

さて、今日はカンパネッラの練習日。メンバーが一人お休みでしたが、気持ちよく、良い練習が出来ました。「おさな子のための祈り」からは、Benedictus、Agnus Dei、Amen を丁寧に。「大越桂の詩によるうた」からは、“病院”と“日々のくらし”を。こちらはパートが一つ抜けたので、全パートが揃ってからということで、簡単に。ただし、言葉がもっと自然に聞こえるようにという指摘があり、これは課題。「東欧の合唱小品集」からは、“春の朝”と“レカノシュ”を。どちらも短い曲なので、時間はかからないで終了。「木下牧子合唱曲集」からは、“夢みたものは”以外の5曲を歌いました。“うたをうたうとき”と“おんがく”はまだ歌いこなせていないけれど、“さびしいカシの木”、“にじいろの魚”、“鷗”はかなりいい線までいっているようです。楽しみです。

今日はアップルパイと萩の月のおやつがありました、先生、Yちゃん、ご馳走様でした!