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27年前の今日、朝のニュースを見て、その異様な光景に、いったい何が起きたのか、一瞬判断が出来ない自分がいた。こんなことが起こるのかと。でも、こんなことはその後、やっぱり起きた。2011年の3月、今度は自分の住む場所が揺れた。そして、津波。母が生まれた町が消えた。昨日は遠いトンガで起きた海底火山噴火による津波警報が発令し、多くの方が、2011年を思い出し、避難したそうだ。地球は苦しんでいる。喘いでいる。そんなふうにも思える。そして、温暖化による水害や干ばつ、コロナ、人の手ではコントロール出来ないことが、これからも起こるのだろうなぁと、いつになく今日は思っている。

明日何が起こるかわからないなら、せめて、今日をより良く生きたいものです。と、分かってはいても、思いと行動がなかなか一致しないのも現実。肩の力を抜いて、深呼吸でもしましょうか。

さて、昨日はカンパネッラの練習日でした。仙台でもオミクロン株が増えてきており、いつまた練習会場が使えなくなるかわかりません。使える今を大事に、昨日も良い練習をしました。前半は「おさな子のための祈り」のGloria からAmen までを集中して練習。Amen のカノンの歌い方が変更になりました。少し短くなったので、歌うのが楽になりました。後半は「大越桂の詩によるうた」を全曲。重くなく、さらりと歌った方が良い感じです。ただし言葉を大事にして。最後に「夢みたものは」を歌いました。歌うたびにメンバー一人一人が自分の曲にしていっているのが分かるようになりました。良い音楽になってきているなぁと思えます。幸せな1曲でした。

オミクロン株の感染拡大は心配ですが、今出来ることを頑張ってやっていきたいと思います。

2022年歌い始め

今年の仙台の元旦は雪でした。年末からの寒さと雪で、かなり積もりました。嫌だなぁと思った方もいると思いますが、実は、元旦に降る雨や雪は豊穣の兆しとして縁起の良いもので、歳時記では「御降(おさがり)」と言うそうです。本当に実り多い年になればいいですね。

そして新年が始まり今日で9日。3連休の真ん中で、仙台市では成人式があったようです。振袖姿の女性を見ました。コロナ以前は合唱団員として、成人式の式典でお祝いの歌を歌っていました。今年はどんな式だったのだろうと、ふと思いました。

さて、カンパネッラは昨日が今年の歌い初めでした。残念ながら日程調整の都合で全員集合にはなりませんでしたが、充実した練習が出来ました。先ず、練習時間の半分以上を費やして“ヘンルーダの花が咲いたら” を。長い曲ですが、なかなか纏まって練習する時間がなかったのですが、昨日はかなりしっかり練習をしました。この曲は以前にも歌っていましたが、筆者をはじめパートが移動したメンバーが複数おり、練習を待っておりました。後半は「おさな子のための祈り」の全曲通し。それから「東欧の合唱小品集」から“小さな雲”、「木下牧子合唱曲集」からは “さびしいカシの木”、“夢みたものは”、“にじいろの魚”、“鷗” を歌い、歌い初めは終了しました。

今年こそ、コンサートを実現したい!と思っています。 が、またコロナが邪魔をするのでしょうか。オミクロンが、コロナ第6波が始まりました。重症化はしないようですが、感染者が増えるとまた行動規制はかかり、練習会場が使えなくなることも考えられます。やめてくれ~と叫びたくなります。

でも、今はやれることをしっかりやって。いつでもコンサートが出来るように、準備をしていきましょう。