なごり雪?

昨夜は一晩中暴風が吹いていた仙台でしたが、天気予報では午後からは晴れるという事、それを信じていたのに、今回は予報が外れたようです。ちょっと霰に近いなごり雪とも思える雪が風に舞っていました。ここ数日の暖かさから一変、寒い日になりました。それにしても、この冬は街中で雪を見たのは数回。寒いのは嫌だけど、もう少し雪景色が見たい気がしています。

さて、今日はカンパネッラの練習日。寒さに負けず、しっかり楽しく練習をしました。

今日は珍しく、東欧の曲から練習。「私に昔の歌を歌っておくれ」「秋」「風がうたう」を練習。これらの東欧の曲は、小さな曲でも、スケール感が違うと感じます。フレージングも長く、息使いは大変。同じ風でも、日本で吹く風と、広い大陸で吹く風は何か違う。同じ秋でも、色が違う。色が違えば香りも違う。こじんまり生きているこの私達が、この広さ、深さをどう表現できるか、音やリズムを超えた何かを感じないといけないかも、と思っています。

八重柏さんの曲からは、「桜の便箋」「日々のくらし」を練習。こちらは東欧の曲と違い、詩人の大越さんが紡ぎだした言葉を大事に、その上で私達の思いをプラスして表現しなければいけません。今日はかなり楽譜を離して歌えたので、ちょっと近づけるかな、と思いました。

木下牧子の曲は「にじいろの魚」「鴎」を練習。「おさな子のための祈り」からはGloria、Benedictus を中心に練習。前回よりもハーモニーはうまくいったような気がしました。

実は筆者、先日から体調を崩し、今日も昼頃までイマイチの状況でした。でも、歌うということは体調も改善するもですね。しっかり腹式呼吸をするということは、体に新鮮な空気を送り込むということ、歌った後はかなり体調も楽になりました。歌うということは良い事です!

 

立春も過ぎ、2月も半ばとなりました。光の春だけではなく、昨日今日の仙台は気温も上がり、春本番もすぐそこ、という日よりでした。ニュースでは新型コロナウィルスの話ばかりで気分が暗くなりそうですが、免疫力をアップするためにも、楽しいこと、笑いのあることを優先したいそんな気分です。

さて、今日はカンパネッラの練習日でした。久しぶりに全員集合で、楽しく練習ができました。先ずは「桜のむこう」自主トレの音とりではまだ音楽にはなりきれなかったけれど、合わせてみて、言葉を歌ってという指揮者のイメージが分かったら、少し色が見えてきたような気がしました。今回の八重柏さんの曲は、言葉を大事に歌って、色や光や香りが表現できたら、素敵になるだろうな、と思います。「桜の便箋」「日々のくらし」も歌いました。

「おさな子のための祈り」は、Kyrie、Gloria、Benedictus、Agnus Dei を練習。以前演奏した時よりも、もっとガーーっとやりたいとか。もっと気持ちをストレートに表現した音楽にしたいようです。ちょっと面白いです。

東欧の合唱では、「小さな雲」「黄色い蝶々」「ヘンルーダの花が咲いたら」「風が歌う」を練習。蝶々、ヘンルーダは難曲です。どっちも味のある良い音楽、上手く仕上がれば効果のある曲。もう一度自分の音を各自きっちりと確認しましょう。

木下牧子の曲は「うたをうたうとき」「さみしいカシの木」「夢見たものは」「にじ色の魚」「おんがく」を歌いました。

今年もてんこ盛りの選曲ですが、昨年の難曲揃いに比べれば少し楽かもしれません。その分、今年は音楽を深めることができたらうれしいです。特に「言葉」。一つ一つを大切に、大事に、でも自然に、流れるように。聴いていただいた方の心にスーッと入るように歌いたいですね。

練習終了後、有志でご飯。カキ鍋とつみれ鍋を頂きました。練習会場のすぐそばで格安。レク担当のYちゃんは、良いお店が見つかった、今度はみんなで来ましょう!と話しておりました。

2020 0202

カレンダーを見ていたら、今日は2020年2月2日、20200202という数字が並びました。なにか面白い発見をしたようで、思わず今日のタイトルにしてしまいました。明日は節分、一番寒い時期です。天気予報では日本海側はこれから暫くは雪模様、仙台も今週半ばからはこの時期らしく寒くなりそうです。

さて、カンパネッラは今日は練習日でした。ご家族でご不幸があった舟生先生も、体調不良が続いていたYちゃんも参加、久しぶりにいつもの練習が出来ました。

先ず、八重柏さんの曲から。1月の練習は自主トレ音取りだったので、さぞかしきちんと音は取れているだろう、という先生の期待は少々外れたかもしれません。覚えたつもりでも、定着しない音は、どこかぎこちなく、数をこなす必要を感じました。取りあえず全曲さらってはみました。でも、この曲は音がどうというより、言葉が持つ心の表現をどのように伝えるか、私たちにとっては難しい課題になりそうです。そのためにも、暗譜です。

「おさな子の祈り」も通して歌いました。以前歌った時よりも更に良い演奏をするためには何が必要なのだろうと、思います。無垢な透明感を出すには、ちょっと人間余計な事を積み重ね過ぎたかな、なんて思ったり・・・でも、頑張りましょう。

休憩時間を利用し、木下牧子のステージの選曲をしました。6曲歌うことになりました。Yちゃん以外は、皆以前歌ったことのある曲なので、今回は暗譜、ということになりました。「うたをうたうとき」「おんがく」「さびしいカシの木」「夢見たものは」「にじ色の魚」「鴎」を歌いました。

東欧・ロシアの曲の選曲は次回に、ということで、先ずは暫くはこれまでに決まった曲の練習になります。去年に比べたら音取りはちょっと楽ちんの曲が多いですが、そのぶん、精度を高め、心に響くような表現を求め、頑張って行きましょう。確かに、カンパネッラにとったらこれは難しい課題かもしれません。表現力のカンパネッラ、と言われるように、頑張りたいですね。

帰り道、今までは暗かったのに、明るい。日が長くなってきましたね。風も空気もまだ冷たいけれど、光の春、嬉しくなります。