新曲音取り その2

大寒も過ぎ、一年で一番寒い時期ですが、今年はまだ積もった雪を見ていません。スキー場は雪不足で、商売にもならず。このままだと春に必要な農業用水や生活用水も大丈夫かと心配になります。ただ、予報では来週の天気は崩れ、雨や雪模様。気温も下がるようなので、やはり体調管理は必要です。

今日はカンパネッラの練習日、前回に引き続き、新曲の音取りでした。先ず、前回残していた八重柏さんの曲3曲。「病院」「日々のくらし」「ラムズイヤー」をざっと。「病院」の音取りでは、そういえば、舟生先生はお医者さん、Yちゃんは看護師さん、2人とも年末年始から看護だったり入院だったり、ずっと病院だったな、どんな心でこの歌を歌えるかな、なんて思いながら、練習しました。「ラムズイヤー」は冬から春への歌、これからにピッタリの曲です。

3曲の音取りの後は、今年の演奏会で取り上げるかどうか分からないけれど、ちょっと試しに歌ってみよう、という曲を初見で無理矢理歌ってみました。先ずは木下牧子の「めばえ」。木下牧子のアカペラはかなり歌っていますが、なぜか「めばえ」は歌っていません。新しい曲もあった方が良いのでは、ということで歌ってみました。これも春の歌です。音は難しくないけれど、時々歌詞が他のパートを聴かないと意味がつながらないところがあり、あれ!と思ったところがありました。

東欧の曲、ということではHさんと筆者がたまたまブルガリアの楽譜を持っていた為、「蛙のポルカ」「ママ、すてきな娘をみつけたよ」を歌ってみました。「ヘンルーダの花が咲いたら」は歌うことに決まりましたが、他の曲はまだ未定。今日も、あれがどう、これがどう、という話が飛び交いました。

最後に、「おさな子の祈り」、木下牧子の「にじ色の魚」を歌って今日の練習は終わりました。

今回までお休みだった舟生先生の方も落ち着き、ソプラノのYちゃんも回復し、次回からは通常の練習に戻れそうです。今日までの音取りの成果をきちんと見せることが出来るといいなあ、と思います。忘れそうな方は、復習しておきましょう!

新曲音取り

久々の寒い日です。そうは言っても、北国の仙台、氷点下にもならず、雪も降らず、例年ならこれで寒いなんて言っていない気温です。もうすぐ大寒ですが、天気予報を見る限り、大寒も大寒になりきれないようですね。生活しやすく、有難くは思うけど・・・心配は心配です。

さて、今日はカンパネッラの練習日でした。前回の練習で「大江戸牡丹」の音取りをしたことを書きましたが、先日、それ以外の曲も出来上がったということで八重柏さんから楽譜を頂きました。「大江戸牡丹」を含め全6曲。作曲家はメッセージの中で、この中から4~5曲選んで演奏をしてほしいという事でしたが、取りあえず、音取りは全曲しましょう、ということで今日は前半に早速3曲、「桜のむこう」「桜の便箋」「大江戸牡丹」の音取りをしました。前回はソプラノ不在だったけれど、今日は東京のKちゃんが参加で4声部全部そろい安心。メロディーが聞こえると音も取りやすいし、ハーモニーも安定します。八重柏さんの曲は優しい雰囲気がよく漂い、癒される音楽です。残りの3曲は次回25日に練習します。

後半は先ず「おさな子のための祈り」の音の確認。Kちゃんは初見でしたが、軽々と歌っていたようでした。それからバールドシュの「ヘンルーダの花が咲いたら」を練習。8年前に歌っていたはずなのに、思い出すのに何回か歌わないとダメで、それでもなかなか音楽になりませんでした。でも、結構この曲はみんなのお気に入りです。「風がうたう」も綺麗な曲で、こちらは良い感じに。「カンテムス!」は1回では歌えず、皆ガックリ。次回も要練習です。ブルガリア・ロシアの曲では「小さな雲」「春の朝」「秋」「私に昔の歌を歌っておくれ」の4曲を歌いました。コンサートでは、バールドシュの3曲に、ブルガリア・ロシアの中から2~3曲だといいかもね、などと意見を交えながら歌いました。

残念ながら舟生先生とソプラノのYちゃんはまだ復帰できずにいますが、いつ復帰しても良いように、しっかりと音だけはとっておこうね、と皆で心を一つにして、今日も頑張りました。

迎春

明けましておめでとうございます。2020年が始まりました。皆さまは新年をいかがお迎えでしょうか。

三ケ日も過ぎ、今日はカンパネッラの歌い初めでした。全員集合で高らかに、という思いでしたが、残念ながら諸々の事情で集まれないメンバーがおりました。指揮者はご家族の病気の看護、ソプラノのYちゃんは思いがけない急病、など大変な年末年始が続いています。年末年始は家族と共に賑やかに、なんてテレビのニュースのような人々だけではないと、改めて思います。ちなみに筆者は老親と紅白も元朝参りも関係ない静かな年末年始でした。そういえば20年以上前に友人だった新人医師は、大みそかが宿直だったという話もききました。最近は元旦を休むお店も出てきましたが、元旦から仕事でゆっくりお正月を味わえない、という友人家族もおりました。いろいろな形の去年今年を思います。

さて、そうはいっても歌い初め、集まったメンバーでちゃんと練習をしました。今年のコンサートの曲もかなり決定しており、決まったものから音取りの開始でした。まず新曲「大江戸牡丹」。この曲はカンパネッラが2017年に初演した「花こころ」の作曲家で、私たちの友人の八重柏真さんの曲です。「大江戸牡丹」は彼が以前、混声合唱曲として作っていたものを、今回カンパネッラの為に、アカペラ女声合唱曲に直したものです。同様に5曲ほど作ってくださるということになり、今年は彼の作品をワンステージ歌うことになりました。詩は「花こころ」と同じ大越桂さんです。「大江戸牡丹」はよくご存知の線香花火です。哀愁のある良い作品だと思いました。他の曲も楽しみです。

次に決まっている「おさな子のための祈り」これは小ミサです。オーストラリアの作曲家のツィーグラーの作品です。ほとんどのメンバーは5年ほど前に一度歌っていますが、かなり忘れており、思い出しながら取りあえず最後まで歌いました。

後半は歌いたい曲を。先ずブルガリア・ロシアの曲。皆で10年前の楽譜を見て、思い出話を交えながら、歌いました。というより歌った曲もあり、難しくて歌えなかった曲もあり。選曲はまだです。木下牧子のアカペラも少し歌いましたが、これも選曲はまだなので、歌いたい曲を適当に選んで歌いました。

そして早めに練習を切り上げ、皆でお茶をして今年初めての練習を終了しました。新年会は皆が集まった時に、来月あたりにしましょうか。今日は少し寂しい始まりでしたが、後は上昇あるのみ、今年もカンパネッラは頑張って歌います! 皆さま、応援よろしくお願いいたします!