迎春

明けましておめでとうございます。2020年が始まりました。皆さまは新年をいかがお迎えでしょうか。

三ケ日も過ぎ、今日はカンパネッラの歌い初めでした。全員集合で高らかに、という思いでしたが、残念ながら諸々の事情で集まれないメンバーがおりました。指揮者はご家族の病気の看護、ソプラノのYちゃんは思いがけない急病、など大変な年末年始が続いています。年末年始は家族と共に賑やかに、なんてテレビのニュースのような人々だけではないと、改めて思います。ちなみに筆者は老親と紅白も元朝参りも関係ない静かな年末年始でした。そういえば20年以上前に友人だった新人医師は、大みそかが宿直だったという話もききました。最近は元旦を休むお店も出てきましたが、元旦から仕事でゆっくりお正月を味わえない、という友人家族もおりました。いろいろな形の去年今年を思います。

さて、そうはいっても歌い初め、集まったメンバーでちゃんと練習をしました。今年のコンサートの曲もかなり決定しており、決まったものから音取りの開始でした。まず新曲「大江戸牡丹」。この曲はカンパネッラが2017年に初演した「花こころ」の作曲家で、私たちの友人の八重柏真さんの曲です。「大江戸牡丹」は彼が以前、混声合唱曲として作っていたものを、今回カンパネッラの為に、アカペラ女声合唱曲に直したものです。同様に5曲ほど作ってくださるということになり、今年は彼の作品をワンステージ歌うことになりました。詩は「花こころ」と同じ大越桂さんです。「大江戸牡丹」はよくご存知の線香花火です。哀愁のある良い作品だと思いました。他の曲も楽しみです。

次に決まっている「おさな子のための祈り」これは小ミサです。オーストラリアの作曲家のツィーグラーの作品です。ほとんどのメンバーは5年ほど前に一度歌っていますが、かなり忘れており、思い出しながら取りあえず最後まで歌いました。

後半は歌いたい曲を。先ずブルガリア・ロシアの曲。皆で10年前の楽譜を見て、思い出話を交えながら、歌いました。というより歌った曲もあり、難しくて歌えなかった曲もあり。選曲はまだです。木下牧子のアカペラも少し歌いましたが、これも選曲はまだなので、歌いたい曲を適当に選んで歌いました。

そして早めに練習を切り上げ、皆でお茶をして今年初めての練習を終了しました。新年会は皆が集まった時に、来月あたりにしましょうか。今日は少し寂しい始まりでしたが、後は上昇あるのみ、今年もカンパネッラは頑張って歌います! 皆さま、応援よろしくお願いいたします!

 

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