半世紀以上歌っていると、楽譜が溜まります。転居のたび、ふとしたきっかけの際に処分はしていましたが、何故か処分した分また溜まる。処分する時も、楽譜を開くと注意書きのそれぞれに思い出が蘇り、これは次回の処分に、などと思うと、なかなか進まないのが実情です。でも、そこをぐっと堪えて、また少し処分しました。それは先日の地震と、もう一つは断捨離で。筆者の老親は戦争世代で、物を捨てることがなかなかできません。そして片付ける側の気持ちは考えないできたし、もうすでに考えることすらできなくなっているようです。だから、私はせめて自分の分はなるべくすっきりとしたいと思う昨今です。
さて、一昨日27日はカンパネッラの練習日でした。メンバーの集まりはいつも通り、まだ寂しい感じでしたが、3声部も4声部も歌えます。しっかりと練習をしました。先ず「おさな子のための祈り」のから Agnus Dei を。発声練習を兼ねて、とのことでしたが、喉の温まり具合からいうと少々ハードルが高い入りでした。でも、皆頑張りました。その後約束通り “ヘンルーダの花が咲いたら” を集中して練習。アルトの下を担当するメンバーが不在だったのが残念でしたが、かなり練習が進んだことを実感できました。久しぶりに4声部の「大越桂の詩によるうた」も全曲歌いました。ただ、全体練習が不足していることから、今年のコンサートでは、全曲は難しいということで、2曲は削除、4曲のみ演奏することになりました。また、「木下牧子合唱曲集」も3曲に絞ることに決定。「東欧の合唱小品集」からも1曲削除することに決めました。そして、“夢みたものは” “にじいろの魚” “鴎” “黄色い蝶々” を歌って練習を終えました。
昨日、友人が歌っているアンサンブルグループが5/8にコンサートを開くという知らせを受けました。このグループは私たちよりも年齢構成が少し上ですが、昨年秋にもコンサートを開きました。その時に、「いつまで歌えるかわからない、今歌わなければ、何が起こるかわからない。」と話していました。強いなぁ、確かにそうだ!と思います。
カンパネッラも今年、コンサートを開きます。7/23です! 頑張ります!