8月になりました。日本人にとって、8月は特別な月。原爆投下があり、終戦記念日があり、お盆がある。夏休みもあり、海があり山があり旅行もあった。そんな行事の一つ一つがまた今年、コロナのまん延でかないそうにありません。そして今は、テレビをつければどのチャンネルもオリンピック。たまには見るけれど、なんだか押し付けられているようで、あまり良いものではないです。つまらない8月の入りです。などど愚痴っても仕方がない!今出来ることを、そして今だからこそ出来ることをみつけ、頑張るしかないですね。
さて、カンパネッラも少しずつ以前の練習に近づけるように頑張っています。今日は嬉しいことがありました。うーんと久しぶりにアルトのAさんが練習に帰ってきました。1年半ぶりでしょうか。お元気そうだったので安心しました。しばらく歌ってなかったようで、練習後はさすがに疲れたようでしたが、発声やハーモニー感など、これから皆でリハビリしましょう。
さて、今日の練習は指揮者の舟生先生が所用で不在のため、ソプラノの★さんのリードで練習をしました。「大越桂の詩によるうた」からは “ラムズイヤー” “桜のむこう” “桜の便箋” の3曲をじっくりと、ハーモニーの確認をしながら少し丁寧に練習。「東欧の合唱小品集」からは、前回ちゃんと歌えなかった “ヘンルーダの花が咲いたら” の音の確認をしながら何とか最後まで。”風が歌う” “黄色い蝶々” “レカノシュ”を通しで。「木下牧子合唱曲集」からは、“うたをうたうとき” ”おんがく”を思い出し歌いしました。
今日は早く止めようね、なんて言いながら結局終了10分前まで、しっかりと歌いました。音の確認が中心の練習だったけれど、声を出して歌うことは、やっぱり気持ちの良いものです。声を出すことに慣れてきたら、今度はなるべく声を聴きあって溶かすこと、ハーモノー感をはやく取り戻すことが大事かな、と思いました。
宮城の感染者もまた増えてきています。これ以上増えて、また練習場所が使えなくなったら、いやだなと心配しています。そうならないことを祈っています。