気が付けば、もう7月も後半になりました。今年も半分以上が過ぎてしまいました。なんだか月日だけが勝手に進んでいって、取り残されたような感覚になることがずっと続いていました。それでも、そんなことではいけない、と最近は自分に喝を入れることが増えました。少しは前に進み始めたのかもしれません。
昨日はカンパネッラの練習日でした。この1年半、時々少しのメンバーで集まり忘れないようにと声を出してはいても、リハビリと言って歌っても、先が見えない中ではどうしても満たされないものがありました。それが、昨日は1年半ぶりに、歌う喜びを感じることができました。残念ながら全員集まる、ということはできませんでしたが、これからはちゃんと前に進めそうな気がしました。メンバー全員がワクチン接種完了ということがやはり大きいですね。
軽い発声練習の後、まず「おさな子のための祈り」を全曲。練習会場がよく響く場所だったこともあり、気持ち良く歌えました。「大越桂の詩によるうた」からは、桜のむこう、ラムズイヤー、大江戸牡丹、日々のくらしの4曲を。詩をもっと読み込めば、表現が変わるかもしれません。詩をじっくり読みましょう。「木下牧子合唱曲集」からは、夢みたものは、うたをうたうとき、おんがくの3曲を思い出し歌い。「東欧の合唱小品集」からは、小さな雲、ヘンルーダの花が咲いたら、レカノシュの3曲をこれも思い出し歌い。ヘンルーダの花が咲いたらはボロボロで、むりやり最後まで歌ったものの、時間をかけて練習をしないとダメだと、反省しました。それでも、てんこ盛りの曲を一応1回は確認でき、各自の弱いところが分かったので、今後の練習に生かせる日になりました。
うまくいけば、来年コンサートをすることも確認しました。出来るといいな、可能ならマスクなしで。出来るかな? 出来ると信じよう!