8月9日

今日は8月9日、長崎に原爆投下された日です。39年前、私は長崎におり、式典を後ろの方から眺め、祈ったのを思い出しました。なぜ長崎かというと、当時読んでいた遠藤周作の本に触発されて、長崎を見たいと思っていたからでした。ただ、その2~3週間前、長崎は集中豪雨で水害に見舞われ、眼鏡橋も破壊されてしまっていました。商店街のお店の壁には、ここまで水が来た、という線も見えました。

今日の仙台も午後からかなり激しい雨。台風の影響かと思うけれど、昨日も、一昨日も昼頃にスコールと思うような雨がありました。そんな中、今日は宮城県の合唱祭が行われました。カンパネッラは加入していませんが、他の団体で筆者もマスク着用で歌ってきました。感染者が急増している状況で本当に行うのかと思いましたが、主催者がかなり導線を工夫したのか、出演時間がちょうど良い時間だったのか、心配していた密状態はあまり感じませんでした。やっぱり皆歌いたいんだなあ、と思った日でした。

さて、カンパネッラは昨日が練習日でした。前回5人で歌えたので、少し期待していたのですが、残念ながら指揮者とメンバー3人での練習でした。3声で歌える曲ということで、「おさな子のための祈り」を集中的に。それから「東欧の合唱小品集」から“小さな雲”と“レカノシュ”。「木下牧子の合唱曲集」からは“夢みたものは”と“にじいろの魚”を暗譜の練習をしながら何度か歌いました。その後は小さな頃のそれぞれの夏の思い出話に。そしてう~んと早く練習終了。次回は4声の曲が練習できるでしょうか?

ワクチン接種も皆済み、安心して練習が出来るかなと思っていたけれど、デルタ株と感染者の急増で相変わらず心配やら不安が消えません。早く解放されたい、早くみんなとビールが飲みたい、と思う日々です。

 

 

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