** はなみずき **

さわやかな、初夏を思わせる仙台の5月です。緑が輝くように美しい! そんな今日、ハナミズキで練習をいたしました。なぜ、ハナミズキという名前なのかいうと、ハナミズキのあるビルの、その前に作られた小さな公園に、「はなみずき」が植えられているからです。今日、その「はなみずき」が満開でした。でも、真っ白な花弁と思われるものは、実は苞で、その4枚の苞に囲まれている20個くらいの小さなしべの様に見えるのが、実は「はなみずき」の花なのだそうです。ほ~~!

さて、今日はプチ強化ということで、いつもは参加できる人だけで行っていた練習前の自主トレを全員で行い、音のクリーニングをしてから練習に臨みました。確かに、そのほうが練習効果が上がるようです。また、今回から、前回見学に来ていただいたKさんもメンバーに加わって頂きました。Kさんにとっては今日の練習はほとんど初見だと思うのですが、全く違和感なく歌って頂き、心強いかぎりです。そしてKさん効果なのか、みんな、かなり集中してガンガン歌っていました。

練習は「おさな子のための祈り」の  Gloria から。再度音の確認をしていただき、響きもかなり合ってきていい感じです。短い曲なので、暗譜で歌えたらもっと良くなるかも、と思いました。その後、前回の復習で新実さんの「木の実」「しま馬」。相変わらず、多少音の問題(筆者!・・)がありますが、ちゃんと進歩はしています。雰囲気、かなり出てきましたね。後半は本間先生の「三つのわらべうた」を久しぶりに歌いました。当初課題だった「あめあめ」の歌い方は、完全にクリアしたようでほめられました! 最後の「ねんねこおんぼこ」は時間切れで途中になってしまいましたが、かなり歌った今日の練習でした。 次回まで少し時間が空きますので、充実した練習ができますように、各自楽譜を見てきましょうね。

連休のためか、昨日今日と仙台駅は人・人・人であふれていました。今日列車で一緒の席に座っていた方々は北海道からいらっしゃったとのこと。道東の方で、桜はまだ咲いていないとおっしゃっていました。仙台のたくさんの花を目にし、とても喜んでいました。どうぞ、仙台を楽しんでくださいませ。良い旅を!

 

 

☀ 爽やかな一日 ・・・

ゴールデンウィークが始まりました。そして昨日、仙台ではフィギュアスケート男子の金メダリスト、羽生結弦選手の凱旋パレードが行われました。晴天に恵まれ、沿道には9万2千人のファンが詰めかけたそうです。声援を送った知人は、「さわやかでした!」と話していました。

そんな爽やかな昨日、カンパネッラは練習日でした。今回の練習場はいつもの会場を飛び出し、わが指揮者のご自宅。練習終了後にパーティーを計画しており、そのまま移動なしで行えるようにという指揮者の計らいでした。でも、それだとちゃんと練習ができるのかという心配がありましたが、開始時間1時間も前に到着したメンバーから早速練習開始。4時までの予定も15分オーバーし、まじめに練習ができました。(拍手!) 自主トレで、苦戦している新実さんの曲のクリーニングをみっちり行った成果も現れ、まだ粗削りですが、雰囲気は出てきたようです。もう少し頑張れば、楽に歌えるようになるでしょう。ただ、久しぶりに歌った「おさな子のための祈り」は忘れていることもたくさんあり、昨日の反省材料になりました。

ところで、昨日は嬉しいことがありました。待ちに待った見学者がいらっしゃいました。ソプラノのKさんです。知的で美人で爽やかな方です。一緒に歌っていただけそうで、嬉しい限りです。Kさん、どうぞよろしくお願いします。

そして練習後は、パーティー。実は昨日は筆者の〇〇才の誕生日でした。いくつになっても誕生日を祝っていただけるのは嬉しいことです。美味しいシャンペン、美味しいご馳走、楽しい会話、皆様ありがとうございました。

桜は散ったけれど、入れ替わりに、輝く若葉がきれいです。民家の庭には、色とりどりの花が咲きだしました。きれいな、爽やかな季節です。そんな日に作った句を2つ。

・鶯の声追いかけて九十九折  ・通い路に妃の好きな菫咲く

❀花冷え❀

4月も半ばを過ぎたというのに、今日の仙台の最高気温は10度を下回りました。いくら寒くても、ダウンに戻りたくはなく、一枚余計に着込み、マフラーに手袋で練習会場へ。

今日の会場は太白区中央市民センターの音楽室。譜面台が準備されている会場なので、荷物が軽くて、ありがたいです。

先生がいらっしゃるまでと言いながら、結局いらっしゃった後も少し、メンバーだけで発声練習代わりに新実さんの曲の音取りの時間を割いていただきました。そして練習は、その新実さんの「愛と慈しみと」のなかで最後に残っていた「しま馬」を中心に行いました。新実さんのこの曲集は、それぞれの曲は全然長くはないのですが、6曲とも全部調が違います。また、1曲の中でもしょっちゅう調が変わり、歌いこんでいない身にはその調整が難しいです。先生からは明るく歌ってと言われますが、なかなかその余裕が生まれません。・・・いつものようにまた、反省。。。でも、すぐ歌える曲だけだと、飽きてしまう私たちなので、少し苦労したほうがいいのかもしれません。きっともうすぐ、うまく歌えるはずです。ファイト!

次回の練習は、先生宅です。まじめに3時間練習し、その後にパーティーです。いつも以上に、体調を整えてまいりましょう!

 

♫ 春・新年度 (^^♪

4月になり、世間は新年度を迎えました。テレビでは入社式や入学式の様子がニュースになっています。筆者にとっては、どちらもかなり昔のこととなり、今では懐かしい思い出です。でも、最近縁あって手伝っている仕事が大学生が相手の仕事で、キャンパスの様子を見ながら、昔の自分を思い出す機会が増えました。入学式も終わり、新入生を相手に、先輩たちは声をかけています。昔よりかなりおとなしい学生だけれど、そうだったね、私もこうやって合唱団員をカモってたなぁ、なんて思ったりしました。

さて、4月の最初の練習は4日、金曜日の夜の練習になりました。カンパネッラの練習は通常は土・日ですが、メンバーが全員集まれる日というのが大前提で、今回は調整の結果、金曜日に練習が入りました。

残業のメンバー1人を除き、まずは新実さんの「小鳥と私」を練習。1人1パートはよくあることですが、半音階やらぶつかる音、あっちに行きたいのに、こっちの音、と短い曲だけれど、練習のし甲斐のある曲です。その後、遅刻のメンバーを加え「木の実」。アルトは音域が広くて大変で、他のパートのメンバーは自分のことはさておき、いろいろとアドバイスをしたりしました。次回もこの2曲と次の「しま馬」の練習をするとのことです。予習、復習、忘れずに、ですね。

残りの30分で、「おさな子のための祈り」からAgnus Dei と Amen(Kanon) を練習。それからKyrie を歌い練習を終えました。

仙台の開花宣言はまだですが、この数日、あちこちで桜の花を見かけるようになりました。もうすぐですね。もうすぐ、もうすぐ。早くたくさんの桜が見たいです!

次回の練習は少し先の19日。残念ながら、その頃は桜は散り始めているかもしれませんが・・・・

☂ 雨の練習日 ♫

昨日の初夏を思わせたぽかぽか陽気から一転して、今日は一日ずっと雨。最高気温も10度以上下がり寒い一日になりました。目まぐるしい気候の変化に、身体がついていくのも大変、という方もいるようですね。皆様、ご自愛くださいませ。

さて、練習は本間先生の「テレレッポ」から開始。「テレレッポ」とは、ここ宮城県仙台地方のわらべ歌で、草履隠しの遊び歌だそうです。こういった子供たちの遊び歌は、脈絡のない意味不明の語呂合わせの言葉がたくさんでてきます。そういえば、私の姪たちも子供のころ、思いつく言葉をただ言いあって、ゲラゲラ笑っていた時代がありました。意味よりもリズムや響き、大人があれ!と思うようなちょっと困った言葉を面白可笑しく言っていましたね。大人の私たちはつい意味を考えて真剣になってしまいますが、この歌を歌うときは、せめて、やんちゃだった子供のころを思い起こしてみるのも良いかなあと、思います。 この「テレレッポ」をかなり細かく、今日は練習していただきました。

新実さんの曲からは、3曲目の「木の実」を軽く音取り。次回はこの「木の実」と次の「小鳥と私」を練習するとのこと。各自、音を取ってきましょう!

最後に「おさな子のための祈り」からKyrieとGloriaを歌って、今日の練習は終了しました。

雨の日曜日だというのに、街はたくさんの人であふれていました。消費税増税前の駈け込み需要でしょうか? 私にはあまり関係がないかな。増税分は、節約、節約・・・・

 

 

・3年目の春に・

昨日の練習は、太白区中央市民センターの音楽室でおこないました。

先日3月11日は、あの震災から3年目の日でした。筆者は昨年は職場で黙祷をしましたが、今年は昨日の練習会場と同じ建物にあるコンサート会場で開催された、「3・11 祈りのコンサート」を聴き、ともに祈りました。震災後しばらくは公共の練習会場がどこも使えず、民間の狭い会場で、余震の続く中、練習をしたことなどを思い出しました。

さて、練習は本間先生の「おつきさまいくつ」から開始。今回もビブラートをかなり注意されました。こういった一見難しくない音楽は、かなり洗練された声・音が要求されるので、決して簡単ではないと歌っていて実感しています。この1曲だけで、1時間以上も時間を費やしていました。支えや声の方向性が課題。また、丁寧に歌いすぎると、曲が停滞し、前に進まないという課題もありですね。

「おさな子のための祈り」からはAmenを練習。こちらもまっすぐな声が要求されます。またカノンなので、各パートのバランスも今後の課題になりそうです。でも、4度の金属的な響きと、クレシェンドしてフォルテで終わるAmenは、かなり強い願望・祈りの表現であり、心を揺さぶられます。

新実さんの曲からは「時計台」の練習。部分的に最大5声になるところは、5人で歌っているので、途中でパートを移動して歌う人も出てきて、ちょっと大変です。でも、頑張っていきましょう!

ところで、練習の最後のほうには、休団中のKちゃんが顔をだし、少し一緒に歌いました。一人増えると響きが違い、安心できます。やっぱりソプラノ、もう一人ほしいなぁと実感。 どなたか、一緒に歌いませんか?

練習後は、Kちゃんを囲んで、居酒屋でみんなで一杯楽しみました。

♪ 3月の声 ♪

明日はひな祭りです。つい先日、最高気温が12度まで上がり、朝の光りに春を感じていたのですが、今朝はパラパラ雪模様のところもあったようで、また冬に戻ってしまいました。足踏みをしている東北の春です。

さて、先月は2度の大雪に遭遇し、休み、有志だけの練習になってしまいましたが、今日は久しぶりに、全員揃っての練習ができました。練習前の時間を利用して、ちょっと音の確認をしたり、近況を話しあったり、外は少し雨でしたが、それもまた良し、穏やかな練習日でした。

新実さんの「橋」から練習。まだ音取りですが、合えばきれいな響きが出そうです。私には思い出す「橋」があり、かなり昔の青春ですが・・ちょっと甘酸っぱい気になったり・・うれしくなったりしています。「橋」の次は「あじさいの花」、前回の練習の内容を忘れていることがいろいろあり、反省。 次回は「時計台」も練習するとのこと。この曲も、待ちぼうけをくわされた喫茶店を思い出しそう・・・すっぱい青春・・・・ん~

「おさなごのための祈り」からは、最後のAmen(Kanon)を除いて全部歌いました。音取りはだいたい出来ているので、後は曲作りになります。なぜか間違いではないかと思う音や表現の多い今回の楽譜ですが、曲はとてもきれいなので、問題・疑問を一つ一つクリアーして、良い音楽にしたいですね。

本間先生の曲からは、久しぶりに「ねんねこおんぼこ」「テレレッポ」。6年前に歌っている曲なのに、まるで初見、というより曖昧に覚えている分、注意力が欠如していて、まずい状況でした。初心に戻って、もっと良い表現が出来るように努力が必要ですね。次回の練習まで、各自、自主トレ、頑張りましょう!

練習後は有志で、東京から来仙している音楽仲間を囲んで、楽しい時間を過ごしました。大きな声で笑う笑顔の素敵な彼女に、一段とやる気をもらいました。ありがとう!!

・:・:・:・ また大雪が ・:・:・

先週の大雪がまだ残っているのに、またまた大雪です・:・:・:・。先週はパウダースノーだったのですが、今回は水を含んだ重たい雪。 あちこちでいろいろな被害が出ており、練習はどうしようかと考えたのですが、行けるというメンバーもおり、集まれる人だけで、新曲の音取りをすることになりました。

★野さんの指導で、まず「橋」を練習。かつて少女だった私が、今、青春の橋を渡ろうとしている少女に語りかけている詩です。筆者も、かつて少女だった頃、いろいろな橋を渡ったことを思い出します・・・・。とは言え、今はまだ音取りの方にしか意識が行かず、奥深い言葉を表現するには及びません。「橋」の次は「あじさいの花」。青紫のあじさいは、好きな花の一つです。雨に洗われるあじさいを見て、月日の流れに洗われた女(ひと)の美しさを歌っています。私も、重ねた月日に及ばずとも、せめて一つぐらいは美しい何かを、とは思うのですが・・・ん~・・・頑張ろう! その後、「時計台」を簡単に流して歌い、雰囲気だけ確認しました。

「おさな子のための祈り」からは、Sanctus と Benedictus を練習。わらべうたからは「おつきさまいくつ」を練習して、本日はかなり早く切り上げました。

練習場の外はドカ雪。グチョグチョです。そのうえ、仙台駅までの列車がシステムの故障で不通になりがっかりしましたが、幸いバスやタクシーが早くつかまり、それぞれ無事帰宅できたようです。

次回の3月2日こそ、良い天気でみんな揃った練習が出来ますように・・・・

 

:・:・:大雪のあと:・:・:

今回の大雪は仙台では78年ぶりとのこと。おかげで、昨日の練習は遅刻者がたくさんでした。幹線道路は除雪、融雪されておりますが、他はまだあちこち雪の山。バスの遅れや道路の渋滞は解消されていません。練習前の話題は、もっぱら雪かき。

さて、練習は「おさな子のための祈り」より先ずGloria。unisonoの歌いだしはファンファーレ、marcatoはしっかり歌うことなどの注意をうけました。in jubilo mosso のところは凱旋の祝いのようにとのこと。ちなみにjubiloという言葉は私のイタリア語の辞書にはありませんでした。英語のjubilee(記念祭:祝祭・祝典、歓喜・大喜び)の変化形ではないかと思っています。私の英語の辞書によると、このjubileeというのは、元々はヘブライ語のyobhel(雄ヒツジの角)から来たもので、角笛が「記念祭」を告げるのに用いられたことから来たようです。言葉の成り立ちはおもしろいですね。

Gloriaの次は、Sanctus, Benedictus  の音の確認を少し。Gloriaの時もそうでしたが、ビブラートを取れとしつこく言われました。フ~

「愛と慈しみと」からは、あじさいの花を練習。でも、前回の初見での方が上手だったようで、反省させられました。次回までちゃんと各自で練習することにしました。次回は6曲目の「橋」も練習します。

所用で◎中さんが早退した後は、「三つのわらべうた」の3曲を練習。1曲目は練習の成果が出てだいぶ良くなりましたが、2、3曲目はもう少しです。3曲目の「おつきさまいくつ」は次回も練習するそうです。

少ない人数での練習ですが、永年一緒にハーモニーを作ってきた仲間なのでピッチも合うし、ストレスも無く、結構良いものです。でも声が合う人がいれば、ソプラノに是非もう一人、欲しいですね。どなたかご一緒しませんか~。見学・連絡を心からお待ちしておりま~す!

さて、練習後は一人暮らしの3人で、「大戸や」でお夕飯。そして「藤崎」のチョコレートマルシェを見学。14日はバレンタインデーですね。皆様は幾つお買いになりましたか???・・・

 

・・・大寒小寒・・・

関東では記録的な大雪とのニュースですが、仙台も本日は大雪です。 この冬は雪が少ないなぁと思っていたら、今までの分もまとめてドカっと降っています。その為、夕方から予定していた今日の練習は急遽、中止になりました。

でも、せっかくなので、ただ今練習中の曲について、ちょっと書きましょう。本間雅夫先生の「三つのわらべうた」の中から、なんてったって、今日は「おおさむこさむ」です。

このわらべ歌は、東北から九州まで、全国的に広く歌われていたそうですが、歌詞はその地方によっていろいろなバリエーションがあるそうです。私たちが歌うのは「山から小僧が飛んできた」ですが、「山から小僧がやってきた」というところ、一般的には「山から小僧が泣いてきた」と歌っているようです。ヒューヒューという寒い風、今日のように雪が舞いながら吹き付ける風、それが山から来た小僧なんですね。その後に続く歌詞の内容は、その小僧に餅をあげたり、死んでくれといったり、やさしくなったり、残酷になったり、昔の子供たちの想像力の広さに驚きます。 また、群馬、神奈川などの地域では、冬の風の寒い日、羽織を裏返しに頭から被り、大寒小寒と言いながら、街を駆け回る風習もあると、ソプラノの★野さんが教えてくれました。

筆者は所用で街に出かけ、夕方帰宅しました。歩くのは大変でしたが、サラサラのパウダースノーが街灯に照らされると、キラキラと輝き、宝石のようでした。また、踏みしめて歩きながら、吉野弘の「雪の日に」(心の四季)の歌詞が思い出されました。 雪がはげしく ふりつづける 雪の白さを こらえながら・・・・・・雪の上に 雪が その上から 雪が ・・・・・・明日まで降り積もるようです。