関東では記録的な大雪とのニュースですが、仙台も本日は大雪です。 この冬は雪が少ないなぁと思っていたら、今までの分もまとめてドカっと降っています。その為、夕方から予定していた今日の練習は急遽、中止になりました。
でも、せっかくなので、ただ今練習中の曲について、ちょっと書きましょう。本間雅夫先生の「三つのわらべうた」の中から、なんてったって、今日は「おおさむこさむ」です。
このわらべ歌は、東北から九州まで、全国的に広く歌われていたそうですが、歌詞はその地方によっていろいろなバリエーションがあるそうです。私たちが歌うのは「山から小僧が飛んできた」ですが、「山から小僧がやってきた」というところ、一般的には「山から小僧が泣いてきた」と歌っているようです。ヒューヒューという寒い風、今日のように雪が舞いながら吹き付ける風、それが山から来た小僧なんですね。その後に続く歌詞の内容は、その小僧に餅をあげたり、死んでくれといったり、やさしくなったり、残酷になったり、昔の子供たちの想像力の広さに驚きます。 また、群馬、神奈川などの地域では、冬の風の寒い日、羽織を裏返しに頭から被り、大寒小寒と言いながら、街を駆け回る風習もあると、ソプラノの★野さんが教えてくれました。
筆者は所用で街に出かけ、夕方帰宅しました。歩くのは大変でしたが、サラサラのパウダースノーが街灯に照らされると、キラキラと輝き、宝石のようでした。また、踏みしめて歩きながら、吉野弘の「雪の日に」(心の四季)の歌詞が思い出されました。 雪がはげしく ふりつづける 雪の白さを こらえながら・・・・・・雪の上に 雪が その上から 雪が ・・・・・・明日まで降り積もるようです。