11月も半ばを過ぎると、そろそろ冬の気配を感じる頃ですが、今年は穏やかな秋晴れが続いている仙台です。街路樹の銀杏もすでに黄色になって散っているものもあれば、まだ緑いっぱいの木もあります。何が違うのだろうと歩きながら考える時があります。樹齢だけではなく、日差しや風の流れも関係してるかも知れませないなあ、なんて思ったりしています。
さて、カンパネッラは昨日、練習をしました。練習会場の多くは、外の景色は見えませんが、昨日の会場は窓が広く、日差しも入り、遠くの景色も見える所でした。建物自体は古いけれど、外が見えるって練習していても気持ちがいいものです。練習が終わるころには、町の灯もちらほら見えて、日が短かくなったね、と皆で話をしました。
練習は予定表の通り順調に。先ず「おさな子のための祈り」からGloriaとSanctus を丁寧に。「大越桂の詩によるうた」からは、ラムズイヤーと大江戸牡丹の2曲。「東欧の合唱小品集」からは、黄色い蝶々を。蝶々は春が普通だけれど、この秋、筆者は黄色い蝶々を散歩途中に何度も見かけました。秋の蝶々ははかなげに飛んでいます。見かける度にこの“黄色い蝶々”を思い出しました。「木下牧子合唱曲集」からは、さびしいカシの木、にじいろの魚、鴎の3曲を。鴎は筆者はパートが移動になり、ちょっとドキドキしていたのですが、新しいパートの方が歌いやすい感じです。ソプラノとのハモリが気持ち良かった。この曲も早く暗譜したいなぁと思いました。暗譜出来ている曲は、音楽が自由に動き、深い表現が出来ることをやっぱり実感。
昨日も気持ちの良い練習でした。みんなで集まれる時間を大切にし、充実した練習にしていきましょう。次回の練習も楽しみです!