❀ 冬薔薇 ❀

23日は久しぶりに平日の練習でした。また、久しぶりに遠隔地団員のKさんが加わった練習になりました。2ヶ月振りの再会、爽やかな笑顔での再会を嬉しく思いました。また、嬉しいことに、4月の美術館コンサート(4/5 中本誠司現代美術館)にも参加できるとの事。お休みの時のフォローはしっかり致しますので、どうぞよろしくね!

さて、練習は「Missa Brevis」 のSanctus から。譜面は簡単そうですが、20年前に作られた現代音楽のMIssa、綺麗にハモるところより、ぶつかる音のほうが多いような印象の曲でしたが、それを素敵に創り上げることが力の見せ所でしょう!ファイトです。前回練習した”Kyrie” も忘れないように歌いました。

木下牧子の作品からは、”おんがく” を練習。前回から練習し始めた”うたをうたうとき” と同じ、まど・みちおの詩ですが、とても透明な詩です。色々なものをいっぱい付けてしまった私達が、どこまで透明になれるでしょうか。楽しみでもあります。

Spritualsからはこちらも約束通り”Were You Tere ?” を練習。昨年のコンサートでも同じ”Were You Tere ?” を演奏しましたが、編曲が違うとかなり印象が違います。英語の歌詞は同じなので苦労しないで済みそうでありがたいです。前回練習した”Listen to the Lambs” も練習しました。

また、今回は4月の美術館コンサートのために、新美さんの「愛と慈しみと」も久しぶりに全曲歌いました。歌いなから、昨年の本番のステージを思い出しました。あの時ミスったところ、今度こそは!と思っています。

練習後は有志でKさんを囲んで牛タンのお店で遅い夕食。Kさんはほとんど初見で大変だったろうに、でも、楽しいと言ってくださいました。確かに、程よい緊張感って、清々しいものがありますよね。初心を忘れそうな自分に、ちょっと”喝!”です。

ところで、昨年12月初旬に購入したバラの花が一輪、一輪挿しに活けてあります。一緒に購入したバラは萎れてしまったのに、一輪だけ凛とした姿を保っています。ピンク色が茶色に変色しても、形は壊れず、半分ドライフラワーになっていますが、緑の葉はまだ生き生きしています。色あせても尚、外に向かって広がる花びらや、すっと伸びた姿勢になぜか心を惹かれています。心の中で、頑張れ頑張れと言いながら、この冬薔薇を眺めています。

 

コメントをどうぞ