久し振りのボイトレでした。2019年11月の第11回コンサート以来なので、2年半ぶりです。長いコロナ禍で練習もままならず、ちょっと歌えそうになってもまた自粛で歌えない。声は出さないと衰えるということは、歌う人誰もが実感した日々でした。やっと少しずつ歌えるようになり、思い切ってコンサートをすることに決め、今日、本当に久しぶりに布田先生のボイトレでした。
私たちの声を聴くなり、何がおかしいかすぐに判断して、それぞれに的確な指導をしていただきました。肩や喉に力が入ってない時の声のなんと楽なことか。そして皆の声が溶け合った時の響き、声を出しながら嬉しくなりました。聴いていた指揮の舟生先生も感激し、この発声練習をそのままステージに持っていきたい、などど可笑しなことを言っておりました。長い休眠期間で衰えた体と声、そのうえ皆高齢者、維持するためには若者の倍以上の努力が必要でしょう。でも、今日は少し希望が持てた日でした。
後半はコンサートで演奏する曲を全曲歌いました。ボイトレの成果が全部出たわけではありませんが、少し歌い方が変わり、楽になったように思いました。あと1ヶ月半、良い練習を重ねていきたいと思いました。