今年は季節の進み方が早く、仙台の街は緑が綺麗になってきました。本当にあっという間に、ケヤキもイチョウの木も若葉に覆われてしまいました。この時の仙台が一番綺麗だと思ってはいますが、早すぎる季節の到来に少々複雑な心境でもあります。
さて、報告が遅くなりましたが、先日19日にカンパネッラは久しぶりに布田先生のヴォイストレーニングを受けました。ウォーミングアップの後、響きの当てる場所の確認、特に明るい響きの出し方を丁寧に教えていただきました。歌うことに夢中になると、つい基本を忘れてしまいます。時々自分の発声、響きを確認をすることは、とても大切だと改めて実感しながら、練習をしました。また、軽いスカーフを使って、スカーフの尻尾が垂れないように、動きながら声を出しました。これは声に勢い、流れを出すためにはとても効果的だと思います。そして、お腹の支えが、とっても必要になります。上手く出来たり、笑ったりそれぞれ個性が出るひと時でした。
発声のトレーニングの後は、今年取り上げる「Missa Brevis」の中のSanctus を練習しました。フレーズを繋ぐ時の息の使い方、ぶつかる音と、綺麗にハモる音のバランスのとれた出し方などなど、たくさんアドバイスを頂きながらの練習でした。また、ソプラノがどんな時でもしっかり歌えるように、普段の練習の並びではなく、いろいろと場所を変えて、歌ったみたりしました。また、ハーモニーの中には、主張するパートや遠慮したほうが良いパートがあるので気をつけるようにいう指導もありました。
後半は、先日の美術館コンサートで上手く歌えなかったWere You There を少し練習しました。前回よりハーモニーは良かったと思いますが、音を出す前のブレスをかなり注意されました。
