7月のコンサート中止から、まったく更新がなく、カンパネッラはいったいどうしているのだろうと思っている方がいらっしゃるのかどうか・・・わかりませんが、カンパネッラはちゃんと活動を継続しております。更新の無いホームページはまずいなぁとは思いながら、日々の雑事に追われ、更新まで手が回らない日々が過ぎていきました。気が付けば秋分の日も過ぎ、秋の空です。ご心配してくださった皆様、お許しくださいませ。
さて、7月のコンサートの中止の後、8月に入りミーティングを行いました。今後どうするかと。このままで終わらせるわけにはいかないという思いは全員一致で、代替えのコンサートをすることになりました。但し、タイトルは第12回コンサートではなく、スプリングコンサートとして、2023年3月に行うことに決定しました。第12回コンサートは、コロナ禍が過ぎ、今休んでいるメンバーが全員戻ってきてから、来年の夏以降に行うことにしよう、ということになりました。
今はそのスプリングコンサートに向け、気持ちを切りえ、練習を続けています。曲目はまったく同じではなく、少し入れ替えることにしました。その新しい曲を中心に練習しています。それは、私たちにとっては馴染み深い本間雅夫先生の曲です。「遊び唱六景」から花いちもんめ、手まり唄、夕やけこやけの3曲と、本間先生が最晩年に編曲した宮城県の民謡、お立ち酒、塩釜甚句、夏の山唄の3曲です。この民謡の楽譜は「宮城の旋律から」というタイトルで、病床の本間先生から当団の指揮者の舟生先生に手渡された大事な作品です。今日も練習日でしたが、リフレッシュし、新たな気持ちで練習に臨んでいます。
7月のコンサートの中止はほんとに悔しく、無念でした。でも、それでもメンバー全員が下を向かず。前を向いて堂々としていることに救われています。優しいということは、強いことなのだと改めて実感したこの夏でした。