金木犀の香

金木犀の香りは、ある日突然漂ってきて、1週間もたたないで消えていきます。今週の日曜日から数日、街のあちこちからその金木犀のゆかしい香りが・・秋の深まりを感じました。筆者はその前の1週間ほど仙台を留守にしていたので、特に印象深かったのかもしれません。

留守にしていた為に書けなかった16日の練習の様子を、先ず書きましょう。16日は東京のKさんも参加し、全員集合で練習が出来ました。6人が7にんになるだけで、音楽が大きくなるのを感じます。大人数の合唱団では一人の力は大きくないけれど、カンパネッラでは一人というのは大きなものなのです。当然責任も重くなりますが・・・ 16日はKさんが乗る第一ステージの宗教曲を中心とした練習でした。人数が揃わないとなかなか練習が進まないアレルヤも歌うことが出来ましたが、当然、課題はたっぷり出ました。その後「花ことば」を全曲練習。良い曲ですが、歌えば歌うほど難しい曲だと分かってきました。「Spirituals」からはGood news! を歌いましたが、テンポも言葉もバラバラ、歌いこむ時間が足りないことを実感。木下牧子からはいちご、はくさいぎしぎし、ふくろう、ほたるたんじょうを歌って練習を終えました。

翌17日はソプラノのパート練習を急遽開催。聞くところによると、布田先生による特訓だったそうな。きっと良い成果があったと思います。次回が楽しみです。

そして今日、今日は仙台メンバーのみの練習でした。「宗教曲」を丁寧に練習。ディミネンドのタイミングなど何か所か修正。そして「花ことば」「Spirituals」を全部練習。木下牧子は時間が不足し、ほたるたんじょうのみを歌って今日の練習を終わりました。尚、次回の練習では「花ことば」は楽譜を外して歌ってみることになりましたので、皆さま、準備をよろしくお願いしますね。

コンサートまで、練習は数える位しかありません。次回は楽譜をよく見てから、練習に臨みたいと思います。ファイト!

 

 

9月!

9月になり、やっと青空が戻ってきた仙台です。朝晩の涼しさも、カラッとした日中の暑さも、もうすでに秋です。朝起きて青空が見えるということがどんなに素敵な事か、実感する日々です。そんな好天のこの土日、仙台ではジャズフェスタが開かれており、街は多くの人たちであふれ、秋の一日を楽しんでいました。

でも、カンパネッラは今日は練習。ほぼ1カ月ぶりに先生の練習です。体調の悪いメンバーがいて、さて、今回もいまいちか、という心配がありましたが、ちょっとだけ響きのある会場のおかげでしょうか。まずまずの練習でした。ステージ順に練習。残念ながら木下牧子の最後の2曲は時間切れでしたが、他は全部歌うことが出来ました。ハーモニーからユニゾンに収まる音がすっと一つになるところなど、歌っていて気持ちの良いところが何か所かあり、嬉しく思いました。とはいえ、筆者はまだまだ細かいミスがアチコチ出てきて、その都度反省。次回は反省を減らしたいと思います。。。

そして、気が付けばコンサートまで2カ月です。音やリズムの問題より、これからはもっと表現を大事に歌っていきたいと思いました。聴きにきてくださるお客様の心に響く音楽を、一人ひとりがしっかりと創れたら嬉しいなぁと思いました。